軽量化とエアロ


RRは走行抵抗についての概念が無いことがわかりましたが、ではチューンの項目である、軽量化とエアロパーツとは意味が無いのでしょうか?
しかし実際にこの項目を実行するとタイムは確実に上がります。
ではいったいどのようにこの項目は効いているのでしょうか?
以下の条件で実験。

実験方法:停止、アイドル状態から6速で全快加速し、そのときの速度変化について比較する。
実験コース:ゼロセンドライ
実験車輌:シビック
チューン等:軽量化とエアロ以外全項目、パーツはハイパーX3にインタークーラー、6MT、スリックタイヤ

この条件で、ノーマル、軽量化、エアロの3条件で速度及びタイムを比較してみました。
発進の時のタイム差はちゃんと切り捨てたので走行方法についてはほぼ差が無いです。
ちなみに最初速度のサンプリングを1km/h単位でやったのですが、
あまりのサンプリング数の多さに挫折し、ノーマル以外は2km/h単位でやりました。
解析結果を見る限りは問題なさそうなので気にしないでください。
というわけで図1に速度と時間の関係について示します。

スタート直後の低速区間では軽量化の方が速いですが、速度が上がるに従ってエアロの方が有利になっていっています。
ノーマルはまあ論外ですね。
しかしチューンによってしっかり差があることが分かりました。
これだけだとわかりにくいので図2加速度についてのグラフです。

これだと少しわかりやすいですね。
軽量化は全域で効いていて、エアロは高速域で非常によく効いていると。
でもこのゲームって走行抵抗が存在しないんですよね。
いったいどのようなパラメータの変化が存在しているんでしょう。
これについてはちょっと考えがあるんでまたの機会にでも。

はっきり言って読むとすぐですけどこれ作るの疲れるんですよ。
いちいち1フレームごとに速度の変化を追ってサンプリングしていくわけで。