DooZy-Jについて

タイトル:ゼロヨンチャンプDooZy−J (Type−R)

発売日:1997/6/20

ハード:PS(SS)

定価:6800円




ゼロヨンチャンプが満を持して次世代機に登場。
しかしこの作品がゼロヨンチャンプ史上最高駄作だという人がほとんどである。

確かに女の子の機嫌はとらなければならないし、ストーリーはめちゃくちゃだし、レスポンスも悪い。
ミニゲームというかこの作品の本命であるRPGもパワーダウンしてしまい、全作までの良いところがことごとくなくなってしまった。

しかし速さだけはシリーズ最強である。
オートクラッチが進化したし、エアーシフターも登場した。
レースゲームとしての要素のみを考えればシリーズ最高傑作なのかもしれない。

ただゼロヨンチャンプというゲームはゼロヨンのゲームであってゼロヨンのゲームではないわけで、レース本編はあまり評価されない。
このシリーズがファンからいったい何を求められていたのかがよく分かった作品である。
しかし、ロードの遅さは対戦ゲームとしては致命的。
やっぱり5秒で終わるレースをやるために数十秒かけるのは理不尽であり、勘弁して欲しかった。

SS版との違いはグラフィックに多少あるらしいが、詳細は不明。
当初は18禁で出す予定だったが、開発途中でSSで18禁が出せなくなったために路線変更せざるを得なかったらしいという噂。
もしSSで18禁版が出ていたならば、評価は変わったことだろう。
ラフィーの扱いがどうなっていたのか非常に気になる。