記:2007/11/30
RPGを始める前に、まず基本的なことを。
まず断っておきますが、このRPGは非常に理不尽です。
昔の難解ゲームに比べれば遙かにましですが、
昨今の温すぎるゲームと比べてはいけません。
ただただむかつく、この一言に尽きます。
しかし面白いのか面白くないのかと問われれば、私は自信を持って面白い宣言できます。
とにかく癖は強いですが、ハマルと止まらなくなり、そして調子に乗った頃に絶望の淵にたたき込まれる。
そんなゲームです。
とりあえず雰囲気を味わいたいという方は、
ネタバレもあるのですがRPG奮戦記の方をご覧になってください。
ただ読まれた方からは、自分もやっていたからこそ共感できたという意見を頂いたこともあるので、
やる気があるのならばできれば読まずにいきなりプレイすることをおすすめいたします。
RPGの正式名称は警備員である。
れっきとしたバイトであり、ちゃんと給料が出る。
しかも警備員は初代から続いている由緒正しきバイトなのである。
警備員は免許取得直後という初期から実行が可能です。
1回にかかる期間は3日であり、これはどれだけ同じビルを探索しても変わりません。
よって気合いと根性さえあれば3日で億万長者になることも可能です。
エレベータに再び乗り、EXITを選べば終了です。
別に一度も敵と戦闘をしなくても基本給は出ます。
最初は港ビルという4階建てのビルだけですが、
その先には二つの恐ろしく理不尽なダンジョンが待ちかまえています。
最初は一人での探索だったが、3人パーティーになり、本格的なダンジョン探索の雰囲気が濃くなってきます。
特に最後のダンジョンは理不尽というより反則級で、
そこを訪れた物は皆一度は戦う気力を失ったはずです。
まあ言い換えるとただ逃げ回るってだけなんですが。
実入りはかなり良い方で、ちょっとがんばれば100万くらいはあっという間に稼げるようになる。
そこから先がこのゲームの真骨頂であるわけだが。
最後に繰り返しますが、これはあくまで警備員のバイトです壮大なスペタクルロマンス等ではありません。
RPGのアルバイト代は基本給とフロアクリアボーナスと敵を倒したときのボーナスの3つで構成されています。
しかし、最後のダンジョンは基本給とフロアクリアボーナスは存在しません。
基本給はいかなる条件でも払われますのでいきなり撤退しても減ることはありません。
フロアクリアボーナスとは1フロアのマップを埋め、黄色状態にしたときにもらえます。
以下に計算式関連をまとめて表記します。
アルバイト代=基本給+フロアクリアボーナス+敵を倒したときのボーナス
基本給:港ビル2万円、九龍ビル3万円
フロアクリアボーナス:港ビル4万円、九龍ビル8万円(両ビルとも1Fの時の金額で、1F上がるごとに1万円増)
敵を倒したときのボーナス:戦闘で得た金額の合計
ちなみにペナルティもあります
主人公が倒された場合:1/2
仲間が倒された場合:3/4
というわけで復活する術がない段階では仲間が倒されると非常に損害が大きいです。
本作ではアイテムの売買はおばばの店で行います。
おばばの店を出現させるには、まず港ビル3階をクリア(マップを完成させる)します。
そして元町へ行きナンパをすると、強制的におばばイベントへ突入していきます。
イベントでは正しい刀を洗濯するミニゲームが行われ、
成功の暁には月光の竹光を入手できます。
成功するまで強制的に繰り返されるわけですが。
ここでプレイヤーを惑わせる親父の刀コレクションですが、
攻略本によると40本あるらしいです。
おばばの店の品揃えはRPGの進行具合によって変化します。
詳細はデータ集をご参照願います。
実はRPG開始可能直後からからおばばの店を登場させることは不可能です。
なぜならおばばを登場させるには元町へナンパをしに行かなければならないのですが、
元町へ行くには地図を選択できなければならず、
地図を選択できるようになるのが最速で車購入後となるからです。