RRZストーリー早解き


2007/11/27記

RRZのストーリーモードをなるべく短いプレイ時間でクリアしてみよう、という話。
大まかな条件としては

といったところでしょうか。プレイ時間を短縮するためには

の3点をしっかり考える必要があります。

まずイベントについてですが、このゲームは出さなくてもいいイベントが結構あります。
イベントはいくつか強制があるのですが、逆にそれ以外はやらなくてもクリアできます。
チャンプ挑戦までに必須なイベント以外は行わないよう注意しながら進める必要があります。
具体的な進め方は後述するチャートを参照願います。

次にいかに短期間で金を稼ぐかですが、これは非常に単純明快です。
ひたすらゲーセンに通えばいいだけです。
今作ではRPGによる資金稼ぎは行いません。
なぜなら、実時間で考えると非常に効率が悪いからです。
ゲーセンなら序盤でも十数秒で41800円稼げるので非常に効率的です。
序盤はひたすらゲーセン通いを続けることになります。
注意点としては、序盤は金が貯まるまで一度もランキング戦に出てはいけません。
出るだけ時間の無駄ですし、ゲーセンバイト台はランキングで決まるので、
ゲーム開始直後ランキング2位の赤沢は出たところでバイト代が上がることもないし、負ければ下がってしまうのです。
ドライコースを制覇できる車を手にするまではサーキットを無視してひたすらゲーセンへ通いましょう。
ドライコース制覇後は賞金が入るので、特にバイトは必要なくなります。

そして一番重要なのは出費を抑えることです。
稼ぐのに時間がかかるので、最小限の資金捻出=タイム短縮となります。
そこで、各イベントレースを制覇するための最小限の構成を検証してみました。

まずドライコース。
実はここが最大の山場です。
ドライコースさえ制覇できれば後は賞金収入だけで何とかなったりしますので。
ここでいかに詰めるかが大きくタイム短縮に影響してきます。
ドライコース制覇には8秒を切れる車を用意しなければなりません。
まず車はおきまりのRX-7。
MR2、コスモ、ゼロワンでも何とかなりますがタイムアタックにおいては問答無用で却下です。
そしてチューニングですが、今まではオートマックスフルチューン+フル装備ビックタービン1個欠けが常識だと思っていました。
ところが今回検証してみた結果、CPUチューンのみ+フル装備でドライコースが制覇できることが判明しました。
しかも前述の構成より速いので、勝率が安定するというおまけ付きです。

では、実際にかかる金額を計算してみましょう。

品名

単価

個数

金額

RX-7 3285000 1 3285000
CPU 164200 1 164200
ビックターボ 1000000 3 3000000
インタークーラー 400000 1 400000
スリックタイヤ 200000 1 200000
6MT 380000 1 380000
    7429200

そして収入ですが、ドライコース制覇前の強制的な収入は。

となり、その金額は以下のようになります。

初期所持金 3500000
レイコ報酬 1000000
ゲーセン 125400
4625400

これでバイトで稼がなければいけない金額が出せます。
7429200-4625400=2803800
金額が出れば回数もわかります
2803800/41800=67.077≒68
とここまで来て最後に調整が入ります。
車購入時の値引きです。
これによってバイトの回数が変化します。

値引きの算出方法について検証したりもしたのですが、
話がややこしくなるのでその内容はここでは割愛させていただくことにして、
値引きの目標金額は64万円となります。
この金額は実際に発生することが確認できました
RX-7の値引き上限額の理論値としては66万円という仮説もあるのですが、
例え66万円を引き出せたとしてもバイト回数には影響ありませんので64万円を目標とします。
ちなみに後述しますが、タイム短縮の都合上、1回でこの値引きを引き出す必要があります。
これだけは運任せでどうしようもないのでひたすら根性となります。
64万円値引けると必要なバイト回数の確定値が出せます。
(2803800-640000)/41800=51.77≒52
つまりレイコのイベント終了後52回バイトすればドライコース制覇のための資金が得られるわけです。
ひたすらがんばりましょう。
ちなみにバイトを52回終えた後の所持金額は4154000円です。
回数を数えるのは面倒なので、この金額を目安とすると良いでしょう。
以下がドライコースの収支まとめです。

支出

品名

単価

個数

金額

RX-7 3285000 1 3285000
値引き 640000 -1 -640000
CPU 164200 1 164200
ビックターボ 1000000 3 3000000
インタークーラー 400000 1 400000
スリックタイヤ 200000 1 200000
6MT 380000 1 380000
    6789200

収入

初期所持金 3500000
レイコ報酬 1000000
ゲーセン 2299000
6799000

収支

収入 6799000
支出 6789200
残高 9800

次はウェットコースです。
目標タイムは12秒切りですが、ここはあまり悩むことはありません。
ただ最小限の値引きは行っておきます。
車はGTOでパーツはドライと同じでタイヤだけウェット、
チューンはCPUと軽量化さえしてあれば何とかなります。
値引きの目標は30万円と今回はかなりハードルが低くなっているのでまず大丈夫でしょう。

品名

単価

個数

金額

GTO 4315000 1 4315000
値引き 300000 -1 -300000
CPU 215700 1 215700
軽量化 517800 1 517800
レインタイヤ 250000 1 250000
    4998500

もうバイトは必要ありません
収入にはドライコースの賞金500万円がありますから。
今回は収入が賞金しかありませんので一覧は割愛させていただきます。
豪快に使ってこれらの装備を整えて、さっさとウェットコースを突破してしまいましょう。

繰り越し 9800
収入 5000000
支出 4998500
残高 11300

そしてアイスコース、目標タイムは15秒切りです。
ここでも賞金が500万入っているので買い物はサクサク進みます。
まずは練馬オートへ行ってハイパーチャージャーX3、4MT、スタッドレスタイヤを購入。
GTOのチューンは全て行いたいところですがここで全て行ってしまうと後々困るので、
ボアアップとエアロだけにしておきます。
そしてこの後スーパーEFIを装着するのですが、GTOではなくRX-7だけに付けます。

品名

単価

個数

金額

ハイパーチャージャー 900000 3 2700000
4MT 250000 1 250000
スタッドレスタイヤ 300000 1 300000
エアロ 345200 1 345200
ボアアップ 647200 1 647200
スーパーEFI(RX-7) 500000 1 500000
    4742400

GTOはEFI装着しなくても最後まで問題がないので。
GTO購入時に45万値引けば両車とも付けられますが、
わざわざセッティングしなければならない手間という時間を考えると、
二つのコースで走るGTOにはマイナス要素にしかなりませんのでいりません。
収入は賞金以外にチャンプ尾行イベント分があります。
はっきり言ってここまで来てしまうと必要ないのですが、一応収支には入れておきます。

賞金 5000000
レイコ報酬 100000
5100000

後はイベントを進めてアイスコースを制覇するだけです。

繰り越し 11300
収入 5100000
支出 4742400
残高 368900

最後にチャンプに勝てる車を仕立て上げねばなりません。
GTOはほとんど終わっていますので、RX-7のチューンを一気に行います。

品名

単価

個数

金額

エアロ 262800 1 262800
軽量化 394200 1 394200
ボアアップ 492700 1 492700
ポート研磨 657000 1 657000
ポート研磨(GTO) 863000 1 863000
    2669700

実はこれで支出は終わりです。
GTOはEFIなしでもチャンプに勝てるのであえて付けません。
一応収入も。

賞金 5000000
レイコ報酬 1000000
6000000

チャンプ挑戦直前の収支はこうなります。

繰り越し 368900
収入 6000000
支出 2669700
残高 3699200

最終的にかなりの額が余りますが、タイムアタックが目的なので気にしてはいけません。
以上の構成で楽勝ではありませんが、ミスさえしなければというレベルでチャンプに勝てます。

資金の流れが決まったので、後は実行するだけです。
実行時のポイントですが、基本的に以下に無駄を無くすかになります。
無駄なコマンドを選ばないのは当たり前として、
細かい所は一から十まで説明しているときりがないのでとりあえず箇条書きにしてみます。

まあざっとこんな所でしょうか。
そして肝心なフローですが、かなりおおざっぱですさまじく見にくくわかりにくいものになってしまいましたが、
内容としては問題のないレベルになりましたので公開します。

名前入力:「あ」で決定し左、下、決定が最速
オープニング:やることなし
模様替え:下キー連打(押しっぱなしより早い)ですぐに終了
ディーラーまで:車を見る、出かける、地図を見るで真ん中辺りにあるディーラーを選択
画面が切り替わるまで右押しっぱなし、切り替わってちょっと右に移動したら下押しっぱなし&A連打。クリック音がしたらディーラー選択完了
車選択:車選択画面に切り替わったら右押しっぱなしでRX-7まで切り替えて選択
値切り:上押しっぱなしで一気に値段を吊り上げ、64万円値切る。値切れなかったらオープニングからやり直し。
チャンプに挑戦:ゼロヨンレース→サーキット、ゼロヨンレース→草レース、(ゼロヨンレース→草レース→B押しっぱなし)X5、ゼロヨンレース→サーキット
レース:車選択画面はB押しっぱなしで即効キャンセル、レースはフライング2回で即負ける(クラッチ押しながら上連打で3速に入った直後にクラッチ繋げばすぐフライング)
アルバイト:地図を見る→ゲームセンターを選択(地図画面に切り替わる前から右を押しておきしばらく進んだら下押しながらAボタン連打)→下2回押してバイトする(41800円)
レイコ:出かける→ゲームセンター→バイトする、出かける→ゲームセンターでレイコ出現。出かける→ゲームセンターでイベントが進み100万ゲットしてレイコイベント終了。
バイト:出かける→ゲームセンター→バイトするを52回ひたすら繰り返す(所持金が4154000円になるまで繰り返す)
チューニング:出かける→オートマックス→パーツを買う→ビックターボX3、インタークーラー、スリックタイヤ、6MTを購入。
チューンする→CPUチューンを実行
ドライコースに挑戦:ゼロヨンレース→サーキット、ゼロヨンレース→サーキット→はい
レース:買ったパーツをすべてセッティングしレースにて優勝(フライングは厳禁)
ウェットイベントレース:フライング2回で負ける
ウェット練習:ゼロヨンレース→ウェット練習、フライング2回で負ける
ディーラー:GTOを購入し、30万円値切る
練馬オート:(地図を見る→練馬オート)X3、ゼロヨンレース→サーキット、地図を見る→練馬オート
パーツ購入→レインタイヤ、チューン(GTO)→CPU、軽量化
ウェット練習:ゼロヨンレース→ウェット練習(RX-7の装備をすべてGTOにつけてタイヤはレインタイヤにして勝利)
ウェットコース:ゼロヨンレース→サーキット(ウェット勝利)
アイスコース準備:出かける→練馬オート→パーツ購入ハイパーチャージャーX3、4MT、スタッドレスタイヤ、チューン(GTO)→エアロ、ボアアップ
アイス練習:ゼロヨンレース→アイス練習(フライング2回で負ける)、ゼロヨンレース→アイス練習(新たに買ったパーツをすべて装備して勝利)
イベント進行:出かける→練馬オート、出かける→レイコの事務所、ゼロヨンレース→草レース、出かける→練馬オート
EFI:ゼロヨンレース→サーキット(何も起こらず)、イベント後、出かける→藤原商会→RX-7にスーパーEFI装着
EFI関連:ゼロヨンレース→アイス練習(RX-7を選びEFIを600に設定してからからフライング2回で負ける)、ゼロヨンレース→サーキット(何も起こらず)、イベント
アイスコース:ゼロヨンレース→サーキット(イベントを見つつアイス勝利)
賭博関連:出かける→レイコの事務所、選択肢はBでキャンセル、大輔の父親の部屋にて(名刺)X6、メモ、(電話)X4、(メモ)x2、電話、(出かける)X3、(ゼロヨンレース→サーキット)X4、
特訓:出かける、出かける→練馬オート(TCS以外全車全項目チューン)、ゼロヨンレース→サーキット→はい、ドライ、ウェット、アイスの順で全項目勝利
チャンプ挑戦:ゼロヨンレース→サーキット、3コース制覇

以上の手順でそこそこ無駄を無くしてやってみた結果、
チャンプ挑戦前のセーブ時間が
1時間4分
という記録でした。
かなり詰めれば1時間を切ることも不可能ではないかもしれません。
情熱のある方は是非チャレンジしてみると良い暇つぶしになるのではないかと。

おまけ
セーブデータは時間を秒単位で記憶しているようです。
というわけで1分以内にセーブロードを繰り返すという手は残念ながら使えません。