タービンが6個?


車のチューニングにはパーツが付き物です。
いくらセッティングをがんばってもパーツが悪ければ駄目です。
まあバランスが悪ければいくらいいパーツをたんまし使っても無駄ですけど。

ゼロヨンチャンプの世界でもパーツは重要です。
パーツをいい物に買えていかなければ勝ち上がっていくことはできません。
セッティングなどという概念は皆無に等しいですが。
しかし、そんなことなどどうでもいいぐらい驚異的な事実があります。
ゼロヨンチャンプの世界ではパーツが他の車種に使い回せてしまうのです。

シリーズ中一部例外はありますが、基本的にパーツはどの車にもつきます。
スターレットのタイヤがパジェロについたり、またその逆もあります。
過給器はどの車種だろうが三つまでつけることができ、ターボとスーパーチャージャーの混在なんていう無茶なこともできます。
しかもノーマルで過給器が着いている車は基本的にそのまま変更できませんから一部車種はタービンが5つついたりしてしまうことになります。
はっきり言ってむちゃくちゃです

まあ車種ごとにパーツを独立させると混乱してゲームになりませんからそれはしょうがないとして、ノーマルパーツについては手を打ってきました。
過給器を最初からパーツとして設定して、取り外せるようにしたのです。
そのおかげでノーマルタービン+過給器3つという事態は避けられるようになりました。
しかしこれがますます意味の分からない事態を引き起こしてしまいました。
取り外せるのはいいのですが、どの車種もすべて同じタービンになってしまったのです。

違いはシングルかツインだけ。
スープラもGTRもレガシイも同じタービン。
そんなわけがありません。
さらに後付けパーツの優位性を保つために、初期装備のタービンは相当性能を押さえてあります。
つけても数馬力しか変わりません。
それでも緒言値は実車のまま。
というわけで、レガシイツインターボ280馬力は、タービンをはずすと270馬力オーバーのNAエンジンになってしまうのでした。
本田もびっくりですな。

しかしこの変更は根本的に間違っていました。
スタッフはなぜかツインターボを一つのパーツにしてしまったのです
そして過給器は3つ付きます。つまり、

ツインターボ×3=6ターボ

なんて呼べばいいんでしょうか?